「最後のエルク」人間は自然に手を差し伸べるべきか?

アメリカ・モンタナ州で撮影された道路を横切るエルクの大群です。静寂につつまれた雪景色の中で、次々とエルクが柵を越えていく様子がなんとも幻想的です。3分ほどの動画ですが、感動的なエンディングがあります。

向こう側でじっと待っていたドライバー、一言も発することなく冷静に撮影したカメラマン。「最後のエルク」をじっと見守っていたクールな人達のおかげで、貴重な映像が記録されたのです。なお、コメント欄では「自然との向き合い方」について、撮影者本人も交えた議論が交わされていました。

タイトル

「モンタナのエルクの大群」

【海外の反応】トップコメント

■ 皆が道路を横切るのを確認するまで待っていた群れがすごい

■ 僕もその部分が好きだ

【海外の反応】その他のコメント

■ 結局、少なくとも4頭が最後まで彼を待っていたんだね

■ この動画を撮影した人が言ってたけど、最初は車を降りて助けようとしたみたいだね。道路の向こう側にいる人も、車から降りて助けようとしていた。でもこの小さなエルクは自分の力で何とか乗り越えたんだ。いつだって最初は自然にチャンスを与えるべきだ。もし彼らがどうにもならない状況になったら、その時に助けてやればいい。他の群れが彼を見守っていた様子も好きだな

■ それは間違っている。人間が作った障害物のせいなんだから、すぐに助けてやるべきだ

■ 不幸にして人間はたくさんのものを自然の中にこしらえてしまっている。だけど、我々はまずは彼らに自力で解決するチャンスを与えてから、最後に助けるべきなんだ。最終的には、我々は彼らを助けてやる必要があるってことさ

■ OK。それなら賛成だ。僕の考えを伝えたまでさ:)あの状況なら僕も待っていたと思うよ

■ :)

■ (撮影者本人)エルクに出会ったのが初めてだったから、どうしたらいいのか分からなかったんだよ。エルクを助けようとしたんだけど、人から聞いて、多分怪我でもしてただろうなって思う

■ そう、それでよかったんだ。群れが小鹿を待っててやってたんだし

■ (撮影者本人)自分の撮ったビデオをこんなにたくさんの人たちに見てもらえるなんて僕は祝福されたと思う。皆にお礼が言いたかったんだ。皆のおかげで僕の人生は変わったよ。僕はイエローストーンにいるんだ。近くに来ることがあったら声をかけてよ

■ 何頭ぐらいだったの

■ (撮影者本人)誰かが数えてくれて、確か200頭ぐらいだったと思う

■ ありがとう。良い作品だね

■ 素晴らしい動画だよ。シェアしてくれてありがと

豆知識

エルクは、北アメリカ以外ではヘラジカのことを指します。北アメリカ以外では、アメリカアカシカと呼ばれています。なお、アメリカンインディアンは「白い尻」を意味するワーピティ(waapiti)と呼んでいました。(参照:Historica Canada)

ドリトル君の独り言

横を通り抜けようとした車にはびっくりしました。もし衝突でもしていたら、人類史に残る悲劇的な映像になってしまったはずです。何事も無くて良かったですね。

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きゃっつあんど
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