インド中央に位置するタドバ国立公園で、子連れのナマケグマとベンガルタイガーの死闘が撮影されました。
序盤はベンガルトラがナマケグマを圧倒しますが、その後まさかの形勢逆転。一回り小さな子グマが見守る中、15分間に及ぶ死闘を制したのはナマケグマでした。
野生動物保全トラストの会長アニュシュ・アンデリア博士は、「ナマケグマがベンガルトラの攻撃をしのげたのは、厚い毛皮に阻まれてベンガルトラのグリップが効かなかったからだ」とコメントしています。
なお、現場はベンガルトラの保護区内で、記録から今回のトラが一帯を支配していた7歳のオスであることが判明しました。(ベンガルトラの寿命は8年から10年と言われています。)
それでは海外の反応をどうぞ!
(ソース:https://www.ndtv.com、http://natgeo.nikkeibp.co.jp)
タイトル
「クマ対トラ!撮影された狂暴な動物の死闘…果たして勝ったのはどちら?」
【海外の反応】トップコメント
■ なんてタフなクマなんだ…
■ 母親が子供を守ろうとする時は、子孫を残すために持てる能力が最大化されるからね
【海外の反応】その他のコメント
■ クマのフェアプレイだね!消耗しきった後でやり返したんだから。何て勝者だ
■ 子供を守ろうとする母親に勝るものはない
■ 単独で戦いを挑む相手として、子連れの母親ほど手ごわい相手はいないよ。タイガー・スクールで教わらなかったのか?
■ 自分の縄張りを見張るのに忙しくて、話をよく聞いてなかったのかな
■ この動画を見るまでトラがクマを相手にあそこまで戦えるなんて知らなかったよ
■ おそらくトラは若くて経験不足だったのでは。数年後だったら、この勝負は予測がつきやすかったはずだ。
ただどちらも致命的なケガを負っているだろうし、悲しいことに長く生きられないかもしれないね
(ソース:http://www.dailymail.co.uk)
【豆知識】
ナマケグマ(英語名Sloth Bear)という名前の由来ですが、18世紀にヨーロッパの博物館で標本を確認したキュレーターが「爪の形がナマケモノに似ている」と記録したところ、勘違いした他の担当者によって「クマに似たナマケモノ」と誤って分類されたことがきっかけになったとされています。
その後、分類は訂正されますが、名前にはナマケモノという名称が残されました。
(ソース:https://www.nationalgeographic.com http://factsanddetails.com)
【ドリトル君の独り言】
それにしても「ナマケグマ」という日本名も安直すぎるというか、ちょっと気の毒ですよね。
こちらはアメリカ・スミソニアン国立動物園で撮影されたナマケグマの親子です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
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