世界最大の内陸湿地帯として知られるボツワナのオカバンゴ・デルタ。その中心部に位置するブンブラ平原で暮らす動物たちは、5月から4か月間続く洪水シーズンを前に、次第に狭まっていく陸地を求めて移動を余儀なくされます。
こちらのメスライオンは、自分の二匹の子供のうち、体が小さい妹のほうを口に咥えて川を渡ることにしたようです。
果たしてお兄ちゃんライオンは、付近にカバが生息する幅30メートルほどの川を無事に泳ぎ切ることができたのでしょうか?
「どちらを口で咥えて、どちらを泳がせるか…」お母さんライオンの判断が功を奏し、一家は無事に川を渡り切ったようです。
それでは海外の反応をどうぞ!
タイトル
「メスライオンと子供たちの川渡り」
【海外の反応】トップコメント
■ これでどちらがママのお気に入りか分かったわね
■ あの子、もしくは、”優秀な子”
【海外の反応】その他のコメント
■ 見てよ、あの子ったら、まだ川の中にいるうちから水を振り払おうとしてるわ(笑)
■ 多分、耳の中に水が入って来たんだわ
■ ”ママ、ママ、マァーマァー!!ママ、こっち見てよ!クソっ!ママ!助けて!!”
■ Redditの生物学者の皆さん:彼女はどちらを選んだのでしょう?より強くて健康的な子?それとも弱い子を運ぶ可能性の方が高いのかしら? オスなのか?それともメスなのか?
■ パンダの場合、双子なら弱い方を置いてけぼりにするわ
■ 両方の世話をしようとすれば、おそらくどちらも死ぬでしょう。 全ての資源をどちらかに集中させることで、生存確率を高め、その個体を自立へと導くのです。 これは種の生存のための比較的一般的な戦略といえるでしょう。 鳥のなかには、卵が孵化しない場合に備えて「バックアップ」のための卵を生む種が存在しますが、最初の卵が孵化した場合は、二番目の卵は常に放置されます。これは進化によって形成された手堅い行動だということを忘れないでください。 この行動を身につけた種こそが、命の再生を実現し、生き延びたのです
■ それって本当に悲しいことだわ:( でも興味深いわね。私が学んだ理論では、動物には平均的な出産率の二倍に相当する子供に同時に授乳可能な数の乳首を持ってるってことだったので。私は人間があなたが言う生きる術を発展させなかったことをうれしく思う
■ それでは古代の人類の慣習については触れない方が良さそうですね
(ソース:Reddit.com)
【豆知識】
ライオンは日常的には泳ぎません。体を冷やすために水に入るトラのような習性は、ライオンにはないのです。しかし、水に行く手を阻まれたライオンは、必要性に迫られた場合に限り、泳ぐことを躊躇しないとされています。(ソース:Animal Planet.com)
【ドリトル君の独り言】
この地域に生息するライオンは比較的泳ぎが上手いそうです。子供のころから命がけで磨いたサバイバル・スキルのおかげなのかもしれません。
こちらは、最初にご紹介したビデオの続きです。岸にたどり着いたライオンの家族は、お互いの無事を確かめ合うかのように、しばしの間たわむれていたようです。
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