まずは、世界最大の滝・イグアスの滝に近いブラジルの都市フォス・ド・イグアスの郊外で撮影された映像をご覧ください。ワイヤーと木の杭でできたフェンスに近づいてみると…
中南米の熱帯雨林に生息する鳥で、「変な生き物」として数多くのメディアで紹介されてきたハイイロ・タチヨタカです。夜行性で昼間は寝ていますが、自分の体の色とそっくりな枯れ木にとまって敵の目を欺く習性があります。
なお、他の動物が近づいても動こうとしないのには秘密があるのですが、それについてはカモフラージュ以外のもうひとつの特技と合わせて後ほどご紹介しましょう。
それでは海外の反応をどうぞ!(ソース:www.dailymail.co.uk)
タイトル
「カモフラージュレベル:エキスパート」
【海外の反応】トップコメント
■ この鳥になじみがない皆さん、これは一般的なタチヨタカ(Nyctibius griseus)です。
彼らは夜行性で、この鳥は枯れ木と勘違いして杭の上で寝ているようです。
昼間は木の上に直立して眠り、目は完全には見えなくなります。まるで木の一部のように見えますよね。
タチヨタカはオーストラリア・ガマグチヨタカに似ていますが、分類学上は異なる科に属する鳥です。
【海外の反応】その他のコメント
■ カメラが鳥の顔に近づいた時、いつか目を開くだろうと思ってたよ
■ 僕も。なんかじれったかったね :(
■ タチヨタカのまぶたには隙間があって、目を開かなくてもそこから見えるから、カモフラージュを続けられるんだ。本当に危険が迫るまでは彼らは動かないよ。もし投稿者が近づきすぎてたら、彼は目を開けてたはずだよ
■ 片目をあけたまま、木を固く握りしめる…
■ 日中はね。切り株の上でまっすぐ立ってカモフラージュするんだ…
■ この能力を手に入れたいな
■ オフィスでカモフラージュ
■ まぶたに小っちゃな穴を開けてくれよ…
■ この鳥も、こんな風に驚くのかと思ってたw
■ まさにそれを言おうと思った。驚いた鳥がカメラマンを襲うのかと思ったんだ
■ 鳥か、トカゲか見分けがつかなかったよ
■ 小さなワニみたいにも見えたね
(ソース:https://www.reddit.com/)
【豆知識】
ハイイロ・タチヨタカは、大きくて黄色い目(夜間はオレンジ色に変わる)をしています。(「反応」にもありましたが)目を閉じた状態でもまぶたにできる細い隙間から外の様子を見ることができます。
ハイイロ・タチヨタカのもう一つの特技は、独特な方法で鳴くことです。
音程と音量を規則的に変化させながら「 ボーウ、 ボーウ、ボーウ、ボウ、ボウ…」と鳴く声は、どことなく寂し気で他の鳥と聞き間違うことのない独特なものです。(※鳴き声は下のビデオで聴くことができます。)(ソース:https://en.wikipedia.org/wiki/Common_potoo)
【ドリトル君の独り言】
フェンスになりすますのは、さすがにハードルが高かったかもしれませんが、それでも善戦しているところは見事です。ここまでの能力があれば、下の写真のようなジャングルで見つけるのは至難の業かもしれません…
本日もお越しいただきありがとうございます。
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